はいストップ、ここで一旦停止

人がおそれている事態は、実際は想像するほど悪くないのだ
自分の心の中に作り上げている恐怖の方が
現実よりずっとひどいのだ

自転車の鍵が壊れたので、新しいのを買ってきた。
安くて頑丈そうな物が見つかって良かった。
とそれはさておき、問題は壊れた鍵と壊れたタイミングだ。
あれは本当に紙一重だった…。

仕事からの帰り道お店に立ち寄った私は、
施錠をするためにいつものように鍵穴にキーを差し込んだ。
ハンドルに引っかけてあるのをいったん解錠し、
それを車輪にはめて、また鍵をかける。これで施錠が完了。
今回は、ハンドルから取り外段階で鍵は壊れた。
これがもし車輪にはめた後の事だったら…。
あるいは少し遡って、職場の駐輪場で解錠したときの事だったら…。
たった一回前後するだけで大惨事になっていたのは確かだ。

新しい鍵は確かに予想外の出費だ。
それでも今日の私は運が良かったのだろう。
この出来事に感謝して、新しい鍵は大切にしよう。
きちんと油を差して、雨の後は拭いてと、とにかく油断しない。
幸運の女神には前髪しかないのだから（苦笑）